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3)フランクフルト アムマイン
フライトはあまり揺れず快適なものでした。飛行機はロシア上空を経由、北側からフランクフルト・アムマイン空港に 14:50に着陸しました。
初めてドイツの地を踏んだ時、ベルツ博士のゆかりの地を訪問するための出発点に立ったということ、それが実現できたということでまず満足し心がうきうきしてきました。
税関を通る時、訪独の目的を尋ねられた際、「ベルツ博士の研究」と言いかけましたが
「SIGHT SEEING」と言って無難に切り抜けました。
フランクフルトは南ドイツ中心の大都市でマイン河畔にありドイツ経済の大きな役割を果たしています。空港は空路の要でありハブ空港としてにぎわっています。
フランクフルトというとまずゲーテが生まれて活躍した街ということが頭に浮かびます。またアルツハイマーが認知症の症例を発表した病院があるというのにも気を留めました。しかし今回は彼らの関連の場所を訪問する時間がありませんので目的地、シュツットガルトに急ぎました。
今回の旅行では移動は主として車ですることとしました。
空港内でミニバン形式のベンツをレンタルしました。
始めて走るアウトバーン。アウトバーンというと日本人が一度は運転して走ってみたいと思う道路です。最近は日本の高速道路もよくなりましたのでアウトバーンが、特別に道路がきれいとか、舗装がきれいとかということは特に感じられませんでした。それでもスピードが上がると運転しやすい道路のようです。しかも無料というのは素晴らしいことです。ヒットラーが残したものでドイツ人が唯一誇れるのはアウトバーンだけと言われるだけあります。
車線は三車線、トラックは一番右の車線を走ることに決められているそうです。
かなりのスピードを出して快適に走っていましたがそれでも後ろからビュンビュン追い抜かれていきました。さすがアウトバーンと思うことの連続でした。しばらく田園地帯が続きましたが、シュツットガルトに近づくにつれ渋滞が始まりました。のろのろとしか走れないところがあり、このように渋滞するというアウトバーンというのは完全に予想外のものでした。アウトバーンでは警察車両は一度もみませんでした。
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